80年代のバブル日本を支えた異性紹介サービスこそがテレクラだった!

電話エッチの鬼になれ!

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テレクラを知ればテレコミの全てが分かる?

「テレクラ」と聞いて、直感的に様々な思い出や体験を思い浮かべる事の出来る人がこのブログを読んでくれている人達の中に何人いるだろうか?私には正直言って想像すら出来ない。

 

何故ならテレクラ(テレフォンクラブ)はあまりにも利用者の年齢層が限定されるからだ。今でもテレクラ店舗は大規模な都市部には存在する。それは間違いない。しかし店舗があるにも関わらず素通りしたり、全く興味を示さない若者が大多数を占めている。

 

そもそも店舗型のテレクラは日本がバブル景気に沸いていた80年代に出来たサービスだ。当時はPHSや携帯電話、そしてインターネットすら普及していない時代。逆に今の状況からはもはや想像も出来ないほど娯楽が少なかったのかもしれない。

 

テレクラは出会い系サイトの元祖、そしてテレコミの原点である事は間違いない。テレクラと言う仕組みが出来るまで、当時の日本には見ず知らずの男女が知り合って交際やセフレ関係に発展できる場所はストリートナンパ以外にはなかったのだ。

 

そりゃ電話というツールはあったが、見ず知らずの他人としりあるサービスなんてものは無い。あったとすれば悪戯電話してたまたま繋がった女性を引っ掛けるくらいではないだろうか?逆に言えばテレクラは革命的な出会いを実現したのかもしれない。

 

テレクラの仕組みは実にシンプルだ。まずテレクラを運営する側は多くの人々が行き交う繁華街や歓楽街付近に店舗を構える。そこに訪れるのは男性客だ。

 

男性は時間単位で決められた金額を支払いテレクラを利用できる。お金を支払えば個室に通される。その個室には電話がポツンと置いてあるだけ。これが初期のテレクラである。

 

この電話こそがテレクラの生命線である。男性は個室内で待ち続けるのが基本。そして女性からのコールを待ち続ける。コールが鳴ったら早い者勝ちで女性からのコールをゲット!ここから先は自由にナンパでも電話エッチでもすれば良い。これがテレクラのシステムの全てだった。

 

ではテレクラ運営側はどの様にして女性を集客していたのか?これがまたアナログで面白い。何とテレクラの定員やスタッフがテレクラの電話番号の書いたポケットティッシュを繁華街や歓楽街付近で手配りしていたのだ!

 

当時はテレクラなんて仕組み自体が新しかったから、ごく普通の女性達は物珍しさに食いつく!とにかく80年代のテレクラにはごく一般の素人女性が興味本位で電話してきたのだ!

 

携帯電話やPHSすら無い時代にこんな凄い仕組みが突然出来たらあなたはどうしていたと思いますか?恐らく一度は興味本位で店舗に出向いただろうし、女性も新しい刺激を求めて電話した筈だ。これがテレコミ(テレフォンコミュニティー)の元祖であり起源なのである。